Adaora in America

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アメリカ留学を経て国際結婚をしたAdaoraのアメリカでのリアルな日常から、役立つ情報まで毎日更新

結婚式を挙げなかった理由

Hi, Adaora(@datdarkasian)です。

 

昨年の7月に結婚した私ですが、結婚式を挙げていません。

「式はいつ挙げるの?」なんてよく聞かれますが、挙げる予定もありません。

結婚式は多くの女子の憧れかもしれませんが、私には式を挙げる理由よりも挙げない理由の方がダントツに多かったのです。

 

ということで今回は「結婚式を挙げなかった理由」についてお話していこうと思います。

 

世間とは少しズレた結婚観なのかもしれませんが、あくまでも個人の意見です。

何が正しいなんて定義するつもりは全くありませんので、こういう考えの人もいるんだなといった風に読んでもらえたら嬉しいです。

 

<Contents>

 

結婚への憧れ

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結婚当初21歳だったという事もあると思いますが、そもそも結婚や結婚式への憧れがありませんでした。

決して軽い気持ちで結婚をした訳ではないのですが、人生で1番大きな決断とか出来事という風には捉えていませんでした。

 

婚約から半年で入籍しましたが、入籍日も前日に決めました。

こちらは賛否両論あると思いますが、両家顔合わせだったりとかフォーマルな事は特にしていません。

母親には確かLINEで報告したと思います。(うちの母は特に気にしていません。)

 

旦那のことは付き合っている時から変わらず大好きですが、別に結婚に憧れて入籍を決めたわけではありません。

税金の事や子供の事を考えると、籍を入れておいた方が良いという同意があって入籍に至ったまでです。

(↑ すぐに子供が欲しかったのと、旦那が元軍人なので、結婚している方が得が多かった。)

 

私も旦那も結婚観は良く似ていて、結婚はただの紙切れ上の契約であって、お互いへの気持ちには関係しないと考えています。

もちろん末長く一緒にいたいとは思っていますが、それは結婚しているかどうかとは別だと思っています。

 

とまぁこんな感じなので、元々結婚式自体にもあまり憧れや執着はありません。

 

離婚するかもしれない

なんてネガティヴなんだと思われるかもしれませんが、現実的に考えて5年後、10年後に私達が離婚している可能性は否めません。

アメリカは世界一離婚率が高く、2組に1組、つまり半数は離婚をしています。

それに加え私も旦那も母子家庭で育ったからなのか、離婚への抵抗というものが全くありません。

 

もちろん愛し合って結婚したし、末永く幸せでいたいと思っていますが、どんなことがあっても死ぬまで添い遂げようとまでは思っていません。

夫婦でいてもお互いが幸せじゃなくなってしまう時が来たら、私は迷わず離婚します。

私が4大を卒業したのも、パートナーを頼らなくても生きていけるようにする為。

 

しかも私はまだ22歳

80歳まで生きるとしても、まだ半分も生きていない訳です。

そんなまだまだ未熟な私、これから先の人生に何が待ち受けているのか想像すらつきません。

私の様に若くして結婚する人は、30代や40代で結婚される方に比べて、圧倒的に離婚率が高いのは統計でも証明されている事です。

 

離婚したとして、結婚したこと自体は後悔しないにせよ、結婚式に費やした時間やお金は返ってこないと思うと、もったいないと感じてしまいます。

もしお互いを憎んで離婚に至るとしたら、結婚式なんて記憶から消し去るでしょう。

という訳で、離婚の可能性を考慮すると、結婚式という永遠を誓う儀式は必要ない気がしました。

 

家族・友人がバラバラすぎる問題

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私たち夫婦の場合、両親も離婚している上、兄妹もみなバラバラ

日本国内とは比較できないスケールの散り具合です。

家族だけでも、日本・ナイジェリア・カリフォルニア・ニューヨーク・ノースカロライナ…挙げ始めたらキリがない。

 

あまり裕福ではない(むしろ貧乏)な親族がほとんどなので、飛行機代宿泊費はどうするのかなんて事も考えなくてはいけないポイントでした。

しかも、うるさい親戚もいるので招待しない訳にはいかなかったりと、このややこしい親族問題が私にとっては1番大きなデメリットに感じました。

 

また友人に至っては、私も旦那も今まで色々な場所に住んできたので、親友と呼べる人たちだけでも世界の色んな場所に散らばっています。

あの子を招待したらこの子も招待しないといけないし、といった感じで、結婚式の規模とバジェットが全く合わない状態に。

 

他の事にお金を使いたい

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(↑ ロンドンで私が実際に撮影したもの)

 

一応結婚式を挙げるかどうか迷っていたので、十分な貯金は準備していました。

しかし先ほど挙げた通り、結婚式に憧れているわけでもないし、たった数年で離婚なんてことにもなりかねないし、一生懸命貯めたお金をそんな私たちの結婚式に使う事はあまり腑に落ちませんでした。

 

せっかくなら、ハネムーンとか旅行とか他の事に好きなだけお金を使う方が良いなと考え、結婚した次の月にはヨーロッパ4か国の旅行に行きました。(旦那とではなく、私1人で)

 

その2か月後は旦那と2人で日本へ。
ハネムーン第1弾と称し、名古屋・京都・大阪・東京(・地元も)を思う存分観光してきました。

 

せっかく日本に行ったついでに和装をして結婚写真も撮ってきました。

アルバムとデータもついてきて約8万円くらいだったかな?

詳しくは覚えていませんが、安いのにクオリティーが高くて大満足でした。

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今年はハネムーン第2弾ギリシャに行く計画を立てていたのですが、今年中に実現することはなさそうです(笑)

 

デキちゃった結婚?

若いからなのか?結婚式をしなかったからなのか?理由はよく分かりませんが、私達はデキちゃった結婚だと思われている事が多いよう。

 

実際、結婚した時は妊娠していませんでした。

 

結婚前から子供が欲しくて妊活を始め、子宮内膜症の治療などをしていましたが、実際に子供を授かったのは結婚してから約4ヶ月くらい経ってからのこと。

子供の有無は結婚式を挙げるかどうかには関わっていません。

 

補足…

私たちに関しては実際デキ婚ではないので否定していますが、デキ婚自体全く悪いことではないと思っています。

私自身、結婚と出産の順番はどっちでも良いだろって思っている方なので、実際に結婚する前から妊活を始めていました。

好きな人との間に子供を授かることに、結婚をしているかしていないかのステータスって関係ないと思います。

 

 

バウ・リニューアルへの憧れ

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アメリカでは度々vow renewal(バウ リニューアル)というものが行われます。

「Vow」は誓い、「renewal」は更新という意味の単語で、直訳すると「誓いの更新」となります。

 

結婚20年や30年経った節目などに、改めて結婚式の様な儀式で「誓いの更新」を行うのです。

 

私は個人的に、結婚式よりもこのバウ・リニューアルに魅力を感じます。

すでに何十年も愛し合ってきた夫婦が、また更に愛を誓いあうなんて、最高にロマンチックだと思います。

 

私は自分が定年するくらいの歳になったらバウ・リニューアルをやりたいな、なんて考えています。

その歳になってもまだ夫婦でいられたら、きっと死ぬまで一緒にいられるんじゃないかなぁなんて。

綺麗な海辺に友達や自分の子供たち、もしかしたら孫なんかも集めて、夕日をバックに旦那との永遠の愛を誓いあうのが私の夢です。

 

結婚式は挙げなくても良い 

もちろん、2人の永遠の愛を誓いあう結婚式は素敵だし、素敵な思い出になる事は間違いないと思います。

でも、結婚式に興味がないのに周りからのプレッシャーに困っているなんて人もいるのではないでしょうか。

無理して結婚式を挙げる必要なんてありません。

結局は自分たち夫婦が納得できる選択をする事が1番大切なのです。

 

adaora.hatenablog.com

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