【国際結婚】文化の違いで起こる夫婦喧嘩
Hi, Adaora (@datdarkasian)です。
私がアメリカ人の旦那と結婚して早10ヶ月。
まだ新婚と呼ぶのでしょうか?(いつまで新婚⁇)
ラブラブで幸せ!な毎日を送るのはもちろん理想ですが、現実はしょっちゅう夫婦喧嘩をしています。
他と比べる所ではない気もしますが、おそらく我が家は喧嘩が多い方だと思います。
私も彼も相当気が強い上に超頑固なので、意見が食い違うとどちらも引き下がらず、結局喧嘩になるパターンが多いです。
そんな意見の食い違いですが、その大半の原因が私たちの文化の違いから生じるものばかり。
今回はそんな私たち国際夫婦の「文化の違いで起こる夫婦喧嘩」について紹介したいと思います。
*あくまでも我が家の話なので、他の国際夫婦にはない問題もあるかと思います。
やっぱり時間にルーズ!
「アメリカ人は時間にルーズ」とよく耳にすると思いますが、やはり日本人と比べるとその差は明らかです。
中には時間を守れる人もいますが、日本の様に時間前行動をする人というのはおそらく超レアです。
アメリカの高校や大学では教授が5~10分遅刻してくるなんて日常茶飯事。
私はもともと集合時間の20分前には到着しているタイプなので、アメリカ人の友達や旦那と待ち合わせをしようものなら1時間待たされるなんてことはザラにあります。
もう8年もアメリカに住んでいて、アメリカ人は時間にルーズなものだと理解しているので、旦那が時間を守らなくて大喧嘩というほどにはなりませんが、あまりにも待たされるとやはりイライラします。
対策:
例えば朝10時に家を出なければいけない場合は9時半に出ないと間に合わないと伝えておきます。そうすると大体9時50分頃には出発できるので私の好きな時間前行動に成功する場合もありますが、それでも遅れることも珍しくないです。
冷房がキツすぎる!
アメリカに来て一番困ったことは、夏場の冷房がキツすぎること!
留学当初はどこへ行っても室内が寒すぎて、しょっちゅう体調を崩していました。
今では夏も必ず少し厚めのカーディガンを持って出かけるようにしているので、さすがに毎回体調を壊すということはなくなりましたが、それでもやっぱり「寒すぎる!」と常に思っています。
そんな極寒の室内でもアメリカ人は基本タンクトップ1枚という軽装。
我が家の旦那ももちろんガンガンの冷房が大好物。
おかげで我が家の冷房の設定温度は基本20℃以下。
日本の環境省はエアコン冷房時の室内温度の目安に28℃を推奨しているそうですが、うちはそれよりほぼ10℃も低い…
もう外は真夏なのに(ラスベガスは40度近くあります) 家の中では冬の様な格好をしています。
時々我慢できずに「寒すぎる!風邪ひく!」と訴えて寒いアピールをしますが、「暑すぎておかしくなる!」と反論されてしまいます(笑)
対策:
バレないように設定温度を上げるのみ。すぐにバレて戻されてしまいますが、こちらも根気強く地道に温度を上げています。
「もったいない」は通じない!
私の口癖「もったいない」、実は英語訳がありません。
もちろん似たようなニュアンスの言葉はいくつかありますが、日本語独特の表現の為、ドンピシャ!な意味を持つ英単語には出会っていません。
実際アメリカ人は、日本人ほどに「もったいない」を感じることが少ない様な気がします。
私が貧乏性だから余計にそう感じるのかもしれませんが、うちの旦那には「もったいない精神」が皆無です。
言い始めたらキリがないのですが、特に私が気になる点を挙げてみると…
- 水道はいつでも全開
- 皿洗いと歯磨きは水をずっと流しっぱなし
- シャワーの水を出してから実際に入るまでの時間が異常に長い(トイレを使ったり部屋の中を数分ウロウロしてからシャワーに入ります)
- 小銭はゴミ扱い(アメリカ人は小銭を使わない人が多い)
- 食べ物を無駄にする・腐らす
「国民性じゃなくて旦那の個人的な性格では?」と思われる方もいるかもしれませんが、私は半々だと思っています。
日本ではエコについて学校など色々な場所で学ぶ機会がありますが、アメリカではそういった機会もあまり多くなく、日本ほどエコに関心がない人も多いです。
私たち日本人からしたら「もったいない!」と思うような事でも、アメリカ人にとっては「無駄にしている」という感覚すらない場合も多いです。
対策:
小銭は私が使ったり、残飯はゴミ箱に行く前に私が食べたり。それ以外は見ないフリをしてます(笑)
お金の使い方問題
もったいない問題と少し似ているのがお金の使い方問題。
日本は貯金をすることが重要視されているので、お金を使う事がもったいないという概念が強いかと思います。
反対にアメリカ人は、日本人に比べると貯金はそんなにしないという人が多いです。
日本では貯金するため、老後のために一生懸命働いて稼ぎますが、アメリカ人はお金を使うために稼ぎます。
将来の事や緊急時の事を考えるというよりも、今の人生をより楽しむためにお金が必要といった感じです。
私は、アメリカに揉まれてきた割にはそういった部分では超日本的な考えを持っています。
今の楽しみや贅沢よりも、将来や何かあった時の為の貯金をしておきたいので、どれだけ節約できるかということに結構執着しています。
もちろんうちの旦那は真逆。
節約には一切協力してくれず、放っておけばあるお金は全て使い切ってしまうタイプ。
以前は財布が別だったので気になりませんでしたが、今は旦那の収入に頼らざるを得ないのでお金の使い道で喧嘩になることもしばしば。
対策:
「旦那の考え方を変える」ということは不可能だと思っているので、私が自分で稼げるまでは破産しない程度に我慢をするしかないと思っています。とりあえずは自分だけでも徹底して節約をしています。
計画性の違い
これに関しては賛否両論あるかもしれませんが、アメリカ人と日本人は計画の立て方・スパンが違うと思います。
良く言えば…
- アメリカ人はフットワークが軽い。
- 日本人は計画性がある。
日本では、ある程度前もって計画を立ててスケジュールに沿って行動する人が多い中、アメリカ人は思い立った時に行動する人が多いように感じます。
例えば日本では、友人と食事に行く時は何週も前から予定を合わせたり、病院に行きたいけど急ぎじゃない場合は次の週に病院に行く予定を立てたりする事も多いかと思います。
逆にアメリカでは、食事に行く時は当日や2、3日前に決めることが多い上、もしその週の予定が合わない場合は、「じゃあ空いてる時に連絡してよ」という風に会話が終わる為、2週や3週も先の予定を入れることはしません。
我が家の旦那も思い立った時に行動するので、「明日ここへ行こうか」ではなく「今行こう」というパターンが多いです。
先日、1時間くらい離れた所にキレイな湖があるらしいという話になり、私は当然の様に「じゃあ今度行ってみようか」と言ったものの、旦那は案の定「今から行けば良いじゃん!」と。
そのまま準備を始めて15分後には湖に向けて出発しました。
冒険好きな人は彼のフットワークの軽さに振り回されて楽しいと思うかもしれませんが、私は(本当は)せめて2週間くらい先まで計画をたてて、全て計画通りに行動したいので「なんでそんなに唐突に!?」となることが多いです。
散歩をするのにも前もって時間を決めておきたいタイプなので「今から行こう!準備して!」と言われるとイラっとしてしまって喧嘩が始まることも多々。
対策:
今のところなし。
食生活が合わない!
文化の違いの中でも私が特に困っているのが「食生活」。
これは私だけじゃなく、国際結婚夫婦のあるあるだと思います。
ここにはとても書ききれないスケールの問題なので別の記事で詳しく説明しています。
喧嘩を減らしたい!
今回挙げた文化の違いの中にはわざわざ喧嘩に発展させなくても済むようなこともありますが、まだ若くて少し尖ってる私たちには難しい!笑
以前と比べるとあまり気にならなくなった部分もありますが、まだまだイラッとしてしまう事ばかりです。
よりよい対策・改善策を模索中ですが、まだ結婚1年目なので慣れも必要なのかな?なんて思っています。
今回は私たち夫婦の実際の喧嘩の原因についてお話しましたが、国際結婚をする予定の人、したいと考えている人たちの参考になれば幸いです。
質問やご意見を随時受け付けていますので、コメント欄、instagram、またはtwitterなどで気軽にメッセージを送ってください!
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