Adaora in America

Adaora in America

アメリカ留学を経て国際結婚をしたAdaoraのアメリカでのリアルな日常から、役立つ情報まで毎日更新

【国際結婚】食生活の違い問題

Hi, Adaora (@datdarkasian)です。

前回の記事では、国際結婚における「文化の違いで起こる喧嘩」について紹介させていただきました。⇊

adaora.hatenablog.com

今回は、そんな文化の違いの中でも国際結婚の悩みナンバーワンとも言える「食生活の違い問題」について詳しく掘り下げていこうと思います。

 

みなさんご存知の通り、アメリカは移民の国

”アメリカ人”といっても、実際多くの人は他の国にルーツがあったりして、家庭内では英語以外の言語を話したり、その国の料理を食べる家族がとても多いです。

しかし、うちの旦那の家系は、いつの時代にどこから来たのか全く分かりません。

(奴隷時代にアメリカに連れて来られた黒人に多いパターン)

何が言いたいかと言うと、そういう家庭は特に私たちの想像する超アメリカンな食生活をしているわけです

という事で、今回はそんな超アメリカンな旦那日本の田舎で育った私「食生活の違い」についてのお話です。

 

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食の好み

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我が家の旦那は、アメリカ南部ノースカロライナの田舎出身。

アメリカ南部の田舎といえばステーキやらハンバーガーやら、ザ・アメリカンって感じのものしか食べません。

日本食なんて見たことも食べたこともないなんて人も結構いたりして、私の旦那もその1人でした。

 

日本食が大好きなアメリカ人もいますが、うちの旦那の場合は未知の食べ物への抵抗がハンパなく、極力新しい物を試したがらないです。

特に私の大好きな刺身やレア肉、おまけに納豆や梅干しなんて絶対にNGです。

(↑私の好きな食べ物TOP4)

唯一好きなのものは、カレー十勝バタースティック(笑)

 

そして私はアメリカに来て今年で8年目なのですが、やはり日本食が一番大好きです。

(和食という意味ではなくて日本で一般的に食べられている食事という意味の日本食です。)

今まで色々な国の料理を試してきましたが、やっぱり日本食がダントツ!

できれば毎食日本食を食べたいのが本音です。

しかし、なかなかそういう訳にもいかないので適度に日本食を食べてなんとかしています。

 

外食デートで揉める!

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アメリカでdate nightといえば、ちょっと雰囲気のいいレストランに行くのが定番で、結婚している夫婦も子供をベビーシッターに預けたりして、たまには夫婦2人で外食に行ったりします。

私たち夫婦も付き合っていた頃から定期的にdate nightに行く訳ですが、そこで毎回問題になるのが何を食べに行くか

せっかく美味しい物を食べに行くなら日本食希望の私に対して、できれば日本食は避けたい旦那。

無理やり日本食レストランに連れて行って結局大喧嘩をした、なんて事も昔はありました。

今でこそ喧嘩にまでは発展しないものの、あまりにも食の好みが合わない為に、何を食べに行くかを決めるのに2人して毎回頭を抱えています。

 

家での食事に困る!

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やはり結婚して一番困ったのは、家での食事

私の場合は料理もそんなに得意ではないので、簡単な日本の家庭料理くらいしか作ったことがありませんでした。

最初は一生懸命レシピを調べて、私も旦那も食べられる物だけを作っていましたが、お互い好きなものを我慢する日が続いてしまったり…。

(好みが合わない+私は卵、旦那は大豆アレルギー‼)

 

今でも出来るだけ2人で食べられる物を作る努力はしますが、最近では夫婦別メニューなんてことも割と多くなりました。

私が作るものを一緒に食べる時もあれば、旦那は別で料理をしたりテイクアウトをしたり

特に妊娠してからは、日本食以外は食べられない時期なんかもあって、無理をしてまで一緒の物を食べることはしなくなりました。

無性に納豆ご飯が食べたい夜は1人納豆ご飯を食べ、旦那には自分で用意してもらいます。

 

食べ物を無駄にするな!

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日本では、ご飯は一粒も残さないで食べるのが当たり前。

「出されたものは残さず食べなさい」「好き嫌いせずになんでも食べなさい」

と我々は小さい頃から叩き込まれる訳ですが…

 

アメリカはむしろ真逆

例え子供でも個人の意見や個性が尊重されます。

嫌いなものは嫌いなので、親も無理やり食べさせることはしません。

少ししか口をつけていなくても、もう食べたくないと思えば迷わずゴミ箱に捨てます。

途中で満腹になれば、残りはすぐに捨ててしまう。

アメリカではよく見る光景なのですが、私は食べ物を無駄にすることだけはどうしても許せません。

食べられないのなら後に取っておけばいい物を、なぜ毎回捨てるのか、未だ理解に苦しみます。

 

私の旦那ももちろん例外ではありません。

残しても捨てないように伝えてあるのですが、私が見ていなければすぐ捨ててしまいます。

長年のクセなのでしょうか…?

 

彼が食事をしている時は、残飯を捨てないように常に見張り、捨てる前に私が食べるか、タッパーに入れて保存して対処しています。

 

考え方を変えてみた

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やはり食文化に関しては、長年慣れ親しんだ味に勝てるものはないのだと思います。

私が日本食を食べないとダメなように、彼にもアメリカンな食事が必要で。

付き合っていた頃は、「もっと日本食の良さを分かってほしい!」「一緒に楽しみたい!」と悩んでいましたが、もう既に諦めています。

いつか彼が何か試してみたいと思う日がくれば、その時にチャレンジしてくれれば良いと思っています。

 

美味しそうな日本食屋さんを見つけたら、旦那ではなく日本人の友達を誘って思う存分楽しんでいます。

 

日本食の魅力

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アメリカに住み始め、普段食べていたものが簡単に手に入らなくなって、初めて日本食の魅力に気が付きました。

 

どうしても里芋が食べたい時にはスーパーに行けばカンタンに買えて…。(アメリカではなかなか手に入りません)

日本に住んでいた時はについてそこまで深く考える事もありませんでした。

結婚してからは尚更、好きな物を食べられる事、そして日本の素晴らしい食文化で育った事にありがたみを感じる毎日です。

(日本食の良さが分からないで育つなんて、絶対人生損してる!)

産まれてくる子供には、日本の美味しい家庭料理をたっくさん食べさせてあげたいな~なんて思っています。

 

以上、国際結婚をした夫婦の「食生活の違い問題」についてでした。

今回は我が家のケースについて書かせていただきましたが、きっとアメリカ人以外と結婚された方はもっと色々な違いや発見があるのだろうな~と思います。

アメリカ以外の国の食文化ももっともっと知りたいです!

リサーチして記事にしようかな…?

 

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