Adaora in America

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アメリカ留学を経て国際結婚をしたAdaoraのアメリカでのリアルな日常から、役立つ情報まで毎日更新

アフリカで1ヶ月生活してみた

Hi, Adaoraです。

 

今回は「アフリカで1ヶ月生活してみた」ということで、私の初めてのアフリカ旅行記です。

 

なかなか行く機会もないアフリカ。

本当は一体どんな所なのでしょうか

実際に体験した事や感想、そして誰にも言ったことのない恥ずかしい話まで、私の1ヶ月間の滞在を赤裸々にお話ししちゃいます。

 

 はじめてのアフリカ

https://www.instagram.com/p/BPBMeN2gwLy/

(↑ナイジェリアのいとこたちとの1枚)

 

ご存知の方もいるかと思いますが、私の父はナイジェリア出身です。

 

我が家は母子家庭だったので、私は父の国の文化に一切触れることなく育った訳で…

 

「せっかくナイジェリアの血が入っているんだから一度は行ってみなくては!」と思い立ち、大学2年の冬休みに1ヶ月ほどナイジェリアに行ってみました。

 

 

ニューヨークから飛行機を乗り継ぎ、1日以上かかってエヌグというナイジェアリア南東部の都市に到着しました。

 

ナイジェリアは観光地でもない為、女子1人気まま旅〜という訳にもいかず。

事前に親戚と連絡をとり、空港まで迎えに来てもらい、滞在中の1ヶ月は親戚のお世話になりました。

 

英語圏なのに英語が通じない問題

ナイジェリアの公用語は英語

のはずが…実際に行ってみると私のアメリカ英語がなかなか通じない場面がありました。

 

イギリスの植民地だったナイジェリアの教育はイギリス英語がベースなのです。

その上、ナイジェリア独特の発音や言い回しはアメリカでは聞いたことがないものばかり。

確かに英語を話してはいるものの、聞き慣れない単語や言い回しの多さにとても驚きました。

 

白人として扱われる

ナイジェリアで私が1番驚いたことは、白人として扱われたことです。

 

今回私が訪れたのは首都のラゴスとは離れた南東部の地域でした。

ラゴスには外国人が訪れる機会も多いので、おそらく周辺エリアの人たちは外国人にも慣れているかと思いますが、今回私が訪れた南東部では外国人の出入りもそんなに多くないようでした。

そのため、外国人に見慣れていない彼らには、肌の色が薄い私は白人に見えたそうです(笑)

 

日本では黒人として見られるのにナイジェリアでは白人になってしまうなんて、何だかとても不思議な感じでした。

 

田舎の大豪邸

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(↑別荘の外で私が実際に撮った写真)

 

ナイジェリアでは、都会で暮らしている人や海外に出ている人たちが田舎の村に豪華な別荘を建てるのが一般的です。

 

私の1ヶ月の滞在中、最初の2週間はそんな田舎の別荘で過ごしました。

 

いくら豪華な別荘と言ってもやはり田舎

ネズミが家の中をうろうろしていたり、ニワトリが木登りをしていたり…。

 

1日のほとんどは停電していて、携帯の電波も繋がりませんでした。

また、シャワーが通っていなかったのか故障していたのか不明ですが、バケツに汲んできた水を消毒して毎日体を洗っていました

 

都会で過ごした2週間

滞在後半は空港のある都市、エヌグに戻って過ごすことに。

テレビで見かけるような貧困層も街の外れなどでは見かけましたが、都会は割と普通でした。

車に乗って仕事に行き、休みの日はおめかしして友達とショッピングに行ったり、外食したり、バーでスポーツ観戦したり、と至って"普通"の暮らしをしていました。

 

 

1ヶ月続いた下痢

恥ずかしいお話ですが、なによりもしんどかったのは、とにかく止まらない下痢でした。

そして誰にも相談できなかった!

 

現地の水や食べ物が合わなかったのか、到着直後から1ヶ月間毎日下痢が止まりませんでした

しかも、滞在先の親戚の家の水洗トイレは水が流れず…。

バケツに地道に水を溜め、何度も何度も便器に流しこむという作業に必死になっていました。

流し終わったのにまたお腹が痛くなって下痢をして、と何度も繰り返していました。

 

今では笑って話せますが、あの時は原因不明の下痢が続き、私死ぬのかな?と本気で怯えていました。

 

素晴らしい文化と温かいナイジェリア人

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(↑道端で楽器を演奏していながら歌っていた人たち)

 

日本と似ていて、ナイジェリアも文化や伝統をとても大切にする国です。

また、目上の人を敬うこと来客への行き届いたおもてなしも日本とどこか似た部分がありました。

 

そしてなにより、出会った人皆とても温かったです。

ナイジェリア人はとても陽気で気さくなひとが多く、音楽に合わせて踊るのが大好きで、若い人も年配の人も毎週末のようにどこかでパーティーをしていました。

 

やっぱりまた行きたい!

下痢が止まらなかったり、その他多少の不便もありましたが、「ナイジェリアに行ってよかった」というのが率直な感想です。

 

やはりテレビやメディアで映されるのはほんの一部。

実際に行って体感するアフリカは、とても刺激的で魅力的でした。

 

今度は数年以内に、アメリカ人の旦那と息子を連れてもう一度ナイジェリアに行くことを計画しています。

その時はまた、このブログでアフリカ旅行記第2弾を書いてみようと思います。

 

長くなりましたが、今回は「アフリカで1ヶ月生活してみた」読んでいただきありがとうございます。

 

 

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