海外留学のデメリット5つ
Hi, Adaoraです。
今回は、私がアメリカに高校・大学留学して実際に感じた「海外留学のデメリット5つ」を挙げてみたいと思います。
海外留学をしなければ良かった…とまでは思いませんが、やはり慣れない異国の地では、生活をするだけでも大変でした。
そんな私の実体験が、海外留学を考えている方、興味がある方の参考になれば幸いです。
今回は海外留学のデメリットについてですが、もちろん、海外留学のメリットもたくさんあります。
前回の記事では「海外留学のメリット5つ」を紹介させて頂きましたので、下のリンクから是非checkしてみてください。
<Contents>
- 海外留学のデメリット:①お金がかかる
- 海外留学のデメリット:②慣れない生活スタイル
- 海外留学のデメリット:③信じられない勉強量
- 海外留学のデメリット:④日本の家族との時間を失ってしまう
- 海外留学のデメリット:⑤精神的ダメージが大きい
- 本当に海外留学をするべきか考えてみよう
海外留学のデメリット:①お金がかかる
やはり海外留学といえば、お金がかかるイメージがあるかと思います。
実際、アメリカの4大ともなれば、学費は日本の大学とは比にならない膨大な額が必要になる場合が多いです。
実際に私が通っていたニューヨークの大学の学費は、日本円にすると年間600万円近くかかっていました。(寮費・学食費込み)
もちろん、貧乏な私にはそんな大金払えるわけもなく、今年からコツコツと奨学金を返しています。
完済までの道のりは程遠い…(笑)
しかし、お金がないからという理由で留学を諦める必要もありません。
「海外留学の資金を調達する方法」について、また改めて紹介しようと思います。
海外留学のデメリット:②慣れない生活スタイル
日本は、外国とは全く違う独自の文化や習慣が深く根付いているので、それを当たり前と思って生活してきた我々日本人は、海外の習慣に衝撃を受けることが多いです。
凄い!とただ感動することもありますが、中には慣れない生活スタイルがストレスの原因になることも。
実際に私がアメリカに留学して困った事の例を挙げると…
- お風呂はシャワーだけ
- ご飯が口に合わない(地域によっては日本食が手に入りづらい所も多い)
- トイレの個室が隙間から全部丸見え
- アメリカ人の意見の主張が激しすぎる
- 日本のファッションが浮いてしまう
など。
まだまだ他にもたくさんあります。
国や地域によって生活スタイルは大きく異なってきますが、やはり、慣れない生活スタイルにアジャストしていくということは容易ではありません。
海外留学のデメリット:③信じられない勉強量
「アメリカの大学は卒業するのが難しい」
と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
私の経験からすると、これは本当です。
英語ネイティヴのアメリカ人でさえ、4年で卒業は愚か、信じられない勉強量に耐えられず、1年経たずに大学を辞めていく人もたくさんいます。
私の周りでは、成績が悪いあまりに大学から追い出されてしまうアメリカ人もいました。
もちろん、留学生でも容赦はありません。
毎日の課題の量はすさまじく、寝る間も惜しむというのはこういう事かと身をもって体験しました。
外国語での授業に慣れるまでは、授業についていくことすら難しく、膨大な課題に加えて、自分で予習復習をしないと課題を理解することすら不可能です。
留学生だけでなくアメリカ人も皆、テスト前やプロジェクトの締め切り前は何日も徹夜するのが皆当たり前です。
私がLAの高校に留学した1年目は、授業中先生が何を言っているのか1ミリも分からず、家に帰って、分厚い教科書を片っ端から電子辞書で訳す作業に毎晩何時間も費やしていました。
英語習得の為にアメリカ留学に来たのですから、相当の覚悟はしていたつもりですが、高校・大学共に、勉強量は想像を絶しました。
海外留学のデメリット:④日本の家族との時間を失ってしまう
私が個人的に1番のデメリットだと感じたのは、日本の家族との時間を失ってしまったことです。
特別仲が良いという家族ではありませんでしたが、日本にいた頃には祖父母を含め、定期的に会える距離に住んでいました。
私は実際に、アメリカの大学2年生の時に、私を育ててくれた祖父母を両方亡くしてしまいました。
祖母は、たまたま夏休みの帰省中に亡くなったので看取ることができましたが、その半年後に亡くなった祖父に関しては、見舞いはおろか、葬式にも参加できませんでした。
やはり、アメリカと日本という距離があったことと、学校をどうしても長期で休めないという事で一時帰国をするチャンスがありませんでした。
(授業を欠席するだけで、卒業に大きな支障が出る場合があります。)
祖父のお葬式に参加できなかったという事は、一生心残りになると思っています。
海外留学のデメリット:⑤精神的ダメージが大きい
ここまで紹介した海外留学のデメリット4つも含め、海外留学では、ありとあらゆる壁にぶち当たる機会が必然的に増えてしまいます。
そんな壁を乗り越えながらも海外留学を無事終えた際には、精神面も鍛えられ、一生モノの経験を手に入れる事ができます。
しかし実際には、そこまでたどり着けない人もいるのが現実です。
異国の地で壁にぶち当たった時、相談できる日本の親友や家族も近くにはいません。
ましてや、海外留学の辛さを本当に理解してくれる人も周りにはいない場合があります。
そんなストレスを1人抱えながら課題などに追われ、十分に睡眠がとれない日々は精神的ダメージも非常に大きいです。
私自身も、LAでの高校留学、ニューヨークでの大学留学共に何度も心が折れ、カウンセリングなどを受けに行っていた時期もありました。
簡単ではありませんが、考え方を変えてみれば精神的ダメージを和らげることも十分に可能です。
どういうメンタリティで海外留学に挑むべきかについても、また改めてご紹介させて頂きます。
本当に海外留学をするべきか考えてみよう
今回は私の実体験を元に「海外留学のデメリット5つ」についてお話させて頂きました。
「海外留学のメリット5つ」と合わせて、ぜひ参考にしてください。
今回は紹介しきれなかったメリットデメリット、まだまだたくさんあります。
なにか気になることがあれば、質問やご意見を随時受けつけていますので、コメント欄、instagram、またはtwitterなどで気軽にメッセージを送ってください!
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