Adaora in America

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アメリカ留学を経て国際結婚をしたAdaoraのアメリカでのリアルな日常から、役立つ情報まで毎日更新

私がアメリカ留学を決意した理由

Hi, Adaoraです。

これから留学に関する記事なども書いていこうと思うので、まず 今回は「私がアメリカ留学を決意した理由」についてお話していきたいと思います。

2013年、高校受験に失敗した後、アメリカ留学を決意した訳ですが、そもそも一体どんな流れで留学という選択に至ったのか、なぜアメリカなのか、そしてどうやって実行に移したのかなど、ざっくり説明していきます。

 

<Contents>

 

”ハーフ”という理由でいじめられる

私の父はナイジェリア人、母は日本人の”ハーフ”です。

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3歳くらいの時に両親が離婚。

母に引き取られた私は、父に会う事もなく、完全に日本的な家庭で育ちました。

 

これは特に黒人ハーフあるあるだと思いますが、

小学校に上がった頃から留学に行くまで、ハーフという理由で軽いいじめを受けたり、からかわれたりしていました。

 

主には「ガイジン」と呼ばれたり、肌の色、髪の質など、日本人とは違う見た目をからかわれるのが当たり前になっていました。

田舎なので、どこに行っても指をさされクスクス笑われたり、他校の子たちも私の事を一方的に知っていたりと、とにかく息苦しかったです。

学校では気にしているそぶりも見せずに明るく振る舞っていましたが、家に帰ってからは1人でよく泣いていました。

中身はこんなにも日本人なのに、なぜ見た目が少し違うだけで嫌な思いをしなければいけないのか、モヤモヤした気持ちを抱えていました。

 

そんな事があった為、日本から出てみたい!と強く思うように。

映画やドラマでしか見る事がなかった海外ですが、こんな私でも溶け込めるような気がして、海外への憧れはどんどん増していきました。

 

 CAさんになりたい!

中学に入学したあたりから、私には大きな夢ができました。

それは…

「CA さんになること」

貧乏で国内旅行にすらも行ったことがなかった私にとって、世界を飛び回るCAさんたちは、超がつくほどの憧れでした。

当時の私は、絶対に夢を叶えてやるんだとメラメラ燃えていました。

しかし、やはりCAさんといえばスタイルも良くて綺麗な人ばかり…

見た目では絶対に勝負できないと悟った私は、英語力で勝負すればいいという結論に至りました。

 

県立高の英語科を受験

お金もなくて、教材なども好きに買えなかった私は、どうすれば英語を学べるのか必死になって調べました。

そんな時に、県立の高校で英語に特化している学校がある事を発見。

私立にはどう考えてもいくお金がないので、そこに行くしか道はない!と、その時に志望校を決めました。

 

県立ではあるものの、片道2時間近くかかるその高校は、偏差値も高くて、周りには反対されていました。

しかし、すでに私の決意は固く、何が何でも合格してやる!と闘志を燃やし、猛勉強の1年がスタート。

 

高校受験失敗

努力の甲斐もむなしく、受験結果は不合格

人生が終わったと思い、布団にくるまって何日も泣き続けました(笑)

 そして担任の先生に勧められるがまま、定員割れしている体育科の県立高に進学。

 

体育会系の学校だったので、勉強面は言うまでもなく…。

はじめての英語の授業で、中学レベルの教科書を見たときは、CAになる夢が音を立てて崩れていくようでした。

 この高校に通っていても絶対に夢は叶わないと入学1週間で悟った私は、退学することを決めました。

(今思うと、当時の自分の決断力凄いな~なんて思ってしまいます)

 

そんな時にひらめいたのです。

 

海外に行くなら今がチャンスだ、と。

 

アメリカに行くことが決定

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まだまだ夢を諦められなかった私は、必死で海外留学についてリサーチを始めました。

当時団地住まいの我が家には、海外留学に行けるようなお金もなく…

バイトして貯めるとしても、海外の高校に行くには間に合わない、と悩んでいた時、

父が離婚後アメリカに移り住んだことを思い出しました。

 

「そうだ、父と一緒に住めばいいんだ」

という結論に至りました。

 

日本語はほぼ話せない父。

そんな父に自ら国際電話をし、単語をつなげただけのようなめちゃくちゃな英語で直談判しました。

3歳から会ってない為、ほぼ知らないおじさんに等しい父でしたが、意外と軽くオッケーしてくれ…

あっさりと私のアメリカ留学が決定!!

 

 

とは言っても、アメリカに来てからも相変わらず波乱万丈な日々を送ってきました(笑)

そんなお話はまたの機会に。

 

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